YellowKettle’s blog

南アフリカに住む私の日常

在宅ワークのこと

一時解雇になってから在宅ワークを探している。同僚はすでに一時解雇になっており、私も一時解雇になるのは薄々感じていた。本当に会社が潰れてしまったら、この先の収入をどうすればいいのか考える日々が続いていた。日本に帰るか、でも子どもたちの学校や旦那の仕事の事を考えると、家を売ってまで日本に移住をすることは金銭的ロスになる。日本で南アフリカのような大きな家は私たちの資金では購入できない。何ヶ月続くかわからないが、一時解雇の後また同じ会社に戻る可能性が高いので南アにある日本企業に就職活動をする気も湧かなかった。でも念のため履歴書は最新のものに作り変えた。

なんとなく家からできることはないかと考えたとき、日本ので在宅ワークのサイトを見つけた。これはいいなと思って早速登録した。最初の依頼は仮払いがされず進行が止まっている。ある依頼は契約に関してチャットワークスでの申請をサイトには書かないでほしいと手順書に書いてくる。悪気はないんだろうけど、サイトのやり方に反している者が早速いて呆れた。簡単なアンケートに答える案件は応募人数が多いのか、アンケートにも参加できず契約辞退のメールが次々とくる。30円とか10円とかのアンケートを辞退されるって悲しいものよ。でも同時に日本の雇用の特有性というか、副業産業を上手く使って正社員以外の人間は安く使われてるんだなと思った。そしてこの在宅ワークのサイトに慣れている人たちはそれでいいだな、きっと。私は冷たい世界のように感じる。良くも悪くも勉強になる。

在宅ワークのサイトの仕事はすぐには成果が出ないだろうと思い、オンライン英会話講師の募集に申しこんだ。在宅ワークサイトの感覚で気楽に登録画面に進んでいったらビデオテストが急にはじまった。英文質問を10秒読んだあと、ビデオ録画がはじまる。え、いきなり?私は夕食食べて寝間着姿だったにも関わらず、ビデオ録画は続行、恥丸出しであった。明らかに自分がわるい、反省し気分消沈。どころか翌日、ビデオテスト合格のメールが来た。10円のアンケートにも参加できてない私は奇跡だと思った!その後手続きは順調で、トレーニングの日も決まった。同時に海外架電の在宅ワークも決まりそうだ。毎日新しい知識と経験ができて一時解雇の生活が大変充実していて、気持ちも前向きだ。

 

Thank you.