YellowKettle’s blog

南アフリカに住む私の日常

ノートパソコンを買ったわけ

会社ではいつもパソコンの前に座って仕事をしていた。私はノートパソコンではなく、デスクトップ派である。南アフリカ非常事態宣言が出されたあとまもなくロックダウンが始まり、空港オフィスへも行くことができなくなった。仕事の量も激減するので、とりあえずは当面携帯電話とiPadで仕事をすることになった。毎日使っていたSkypeは携帯にダウンロードして上司とコミュニケーションをとることになった。携帯の画面は小さいのでSkypeもパソコンで慣れていた私にはとてもやりにくいものがあった。うちの上司は少し気分屋なところがある。ある日のSkypeミーティングのこと、いきなりロックダウンが終わったらSkypeはパソコンからするようにと指示をだしてきた。え?いつもパソコンでやってただろうが、と言いたいところだった。データ通信料もロックダウン二か月目からは自己負担している、パソコンを買えと言っているのか?少し腹がたった。人と働くということは、いろんな人の意見に対立しないでどれだけうまくやっていけるかということが大事だと思う。だからこの怒りも大人として自分なりに消化した。消化した結果、自分のためにパソコンが欲しくなった。13年前に買ったノートパソコンを久しぶりに起動させてみた。遅いし、バージョンが古いのか全く役に立たない。新しいノートパソコンを買う決心がついた。在宅ワークもパソコンがあると幅が広がる。話は逸れるが、ロックダウンの影響での給料減給と一時解雇で収入が少なくとも150万円は減る。プラス貯金ができなくなるので、少なくとも200万円くらいのマイナスになる。南アフリカの国境が閉鎖されたままの状態がこれ以上長くつづくとマイナスはどんどん増えていく。だから在宅ワークが必要なのだ。

本題に戻り、パソコン探しを始めることにした。。アップルが良かったけど値段が高すぎて断念した。次にレノボに目をつけた。よくわからないプロセッサーとかのことも少し下調べしていった。心がほぼレノボになったとき、私の予算内で買えるノートパソコン各種の内臓カメラ画像をチェックしてみた。残念なことにレノボの画像は満足できるものではなかった。hpとエイサーも試したけれどレノボと同じようなものだった。Dellは私の予算に入らないと思い全く考えていなかったが、画像がダントツでよかった。とりあえず一旦自宅に戻り考える、一晩考えDellのノートパソコンを購入した。

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新しいノートパソコンを使いだしてからいろいろと前向きに事がすすんでいる。毎日個人のメールを楽しくなってきた。この1週間でいろいろなチャレンジをしている。私生活を楽しもうとしている自分がいる。そして今までどれだけ会社に縛られていたかを感じている。24時間緊急の携帯を持ち、自分で自由に使える時間は本当に少なかった。常に仕事のために自分をアベイラブルにしてきた。それが当たり前だった。コロナウイルスのせいでもう今までの世界には戻れないといわれているが、それでいいと思う。24時間会社の携帯を持って、自分のミスではないことの対応に追われるのは旅行業界の体質であった。13年間も続けていれば十分だったではないか。これでいいんだよと自分を説いている。

 

Thank you.