YellowKettle’s blog

南アフリカに住む私の日常

ゴミを捨てた日

気持ちがスッキリしている。今日は卑怯な男M氏との縁を切った日である。

この男、eBayで他人様、主にAmazon日本や他のウェブサイトで売られている商品にマークアップをつけて転売している。マークアップをつけて海外に販売できるものは日本のアニメとかヒーロー系に限られてくる。メインは海外のオタク相手の商売だ。もちろん他人様の在庫を頼りにしているので、首の皮ギリギリの商売をしている。売れても他人様のサイトで在庫がなくなった場合、ウソをついて台風で品物が台無しになったとか、ほんの一瞬の差で他の客が購入したとかウソをつく。基本eBayで在庫がないと言ってしまうと自分のアカウントの評価が低くなるからウソのいい訳をしている。儲けはないが欲があり人手を募集している。辞める人間が後を絶たない。辞める、というよりM氏を見捨てた正気の女性が後を絶たない、という方がしっくりくる。正社員を雇うような資金力やオフィス賃貸や社員用のパソコンなどを用意する器など全くない。そもそもM氏は人を雇うという資格がない人間だ。資金とリーダーシップがないM氏はクラウドワークスやランサーズを利用し、有り得ない報酬で人を雇っている。このあたりの業種は30円を300円だと思っている。30円は30円だ、感覚がおかしい。面談の時M氏が僕は女性しか雇わないですから、という言葉を思いだす。かっこつけたように言っていたが今思えば女性を馬鹿にしている表現だった。どの世の男性もM氏にはついていかないだろうし、本物の男性に蹴落とされるのをわかっているのだろうか。同時に社会のおこぼれだから会社に属せず、ネット転売業などしているんだろう。もちろんその筋で大成功されている方はいる。そういう方たちには最大の敬意を表する。M氏は別だ。この度意識の違いからこの仕事を辞め、M氏の今後の活躍を祈るメッセージを丁寧に送った。まあいわゆる辞表みたいなもんだ。M氏のようなビジネスには立派すぎる言葉を送ってやった。さて、返信はあったか。なかった、ないどころかM氏はチャットワークから私のコンタクトを外した。最後の挨拶もできない男、器量のなさを最後に証明した予想通りの男だった。実名をあえて出さないのは、そんなあまりにも小さな男だからだ。

 

私がアドバイスできることは、実力のあるものは仕事は仲介業者などを使わずに探すべきということだ。報酬はワーカーを馬鹿にしているものが多い。そもそも金を使いたくないから仲介サイトでワーカーを探しいるような器の人間ばかりだ。ワーカーとして登録した私が未熟だったが、これから登録する人たちには辞めるように、とアドバイスしたい。このシステムは日本を余計貧乏にするシステムだ。アンケートに答えて10円とかで暇つぶしに使うならいい。実際私はこれからはアンケートだけをしていくつもりだ。アンケートを書くだけで日本語の特訓になる。海外移住されている日本人の方はわかると思うが、日本語を書く機会はなかなかないので、アンケートを日本語で記入するだけで日本語を書く能力が衰えずにいられるのだ。

 

南アフリカはいわゆる第3国で日本人の視点では'大変'な国である。そんな国でも時給は平均10米ドルだ。自称大国の日本が使い捨ての雇用形態を重視し、スキルのある人間が低賃金で何も保証なく雇われるというのはいかなるものか。M氏のビジネスのトレーニングに使った時間は数日合計で24時間以上だ。その間にいただいたお金は258円だ。データ使用代にも電気代の足しにもならない。女性ワーカーを物のように扱うM氏。女性ワーカーが物だとしたらM氏は悪臭を放つゴミだ。いらないゴミを捨てると本当に清々しい。

 

Thank you.

オンライン英会話

オンライン英会話の仕事が正式に決まって、契約書にサインをした。報酬は日本の最低賃金に比べたら低いが家から仕事ができたり、自分の好きな時間に働けるのは今の状況に最適だ。雇用手順もすべてオンライン化されているところも時代は変わったなあと思う。真面目に就職活動はしたことはないが、面接に行く世代でしたから、時代の変化を感じる。どのようにオンライン化されているかと言うと、まず申し込みの段階で英語のビデオテストがある。カメラとマイクが起動しているかチェックした後いきなり問題にはいる。10秒間だけ英文を読んで考える時間が与えられ、その後急にビデオ画面に変わり回答内容が録画される。答えられない場合は次の問題にスキップできる。2問録画回答するとテストがおわる。合格ならメールがくる。ビデオテスト合格メールは日本語でくる。その内容に日本語で返信できれば日本語能力あるとみなされ日本語テスト合格となる。その後3時間ほどのオンライントレーニングに参加し、模擬レッスンをし本採用か否か決定される。私の試験官はドイツ人女性で英語ペラペラで全く英会話レッスンが全く必要ない相手でさ最初ちょっと怯んだが、この通り門をくぐりぬけなければ今の状況から脱出できないと思い、平常心を保って続けた。この時は自分の年齢というか経歴がやくにたった。結果はすぐ出て合格だった。契約書、登録を済ませた。あとはプロフィール写真と動画が承認されれば初レッスンの運びとなる。この仕事、実は自分が今までしたかった事のように思える。学生時代何を勉強してきたかと聞かれると答えに困る。英語と部活動しかやってないかった。英語で法律やITを学んだとかではなく、英文法とか英単語なので英語が話せてもスペシャリティーがないのが私の欠点だ。だから観光業なんかに携わり経済が悪化するたびにまずはじめに影響を受ける業界に属している。南アフリカでパートの仕事を探すのは難しい中、このオンライン英会話講師の仕事をはじめられることに感謝している。

 

Thank you.

 

 

駐在妻

私は自らを駐在妻と呼ぶ人間が嫌いである。なぜ自分たちのことを公に駐妻と呼んでいるのか?世間では何の地位もないのに、それがさも高い地位であるかのように自称していることが気持ち悪い、理解できない。日本に本帰国するとSNSに載せる話題が急になくなり静かになる。このような人種は悲しいが日本人に多い、情けない。きっと駐妻でいることが彼女たちの憧れでその憧れに達し満足したことで、世間に言いふらしているのだろう。女性の自立というものは彼女たちには存在しない。そもそも駐妻は外国で働く権利も与えられない人たちなんだが。働く権利がないのは全く惨めだと私は思う。

私たちの家庭は夫婦共に働き、支え合い、仕事と子育ての醍醐味を平等に味わい、お互い尊敬して成り立っている。結婚後もリーガルに働いてきた。振り返ってみると、地面に足をつけた生活をしている。日本人のいない南アフリカの会社で出世したことも誇りに思っている。同時にいつも謹んでいることも忘れてないようにしている。毎日が勉強だ。私たち夫婦はこれからもお互いを励まし、共に働き子どもたちを立派に育てていくと誓う。

また詳しいことは改めて書くが、今日はドイツ人との英語面接に合格した。実力が認められたというのはうれしいことである。駐妻もそういうことをSNSで書くべきで、今日のランチとか低レベルなことは書かない方がいいよと助言したい。

 

Thank you.

 

在宅ワークその2、と早起き

久しぶりに朝早く5時に起きた。気温は一度でとても寒かった。つい2ヶ月半前までは毎日早起きしていたな、と思い出し、ほんの少し朝一人なる時間の気持ちの安らぎを感じた。みんなが起きはじめると何かと忙しい。早起きしたのはZoom面談のため、日本時間に合わせて起きた。起きて30分後に面談の時間変更願いのメッセージがきた。悪く思わなかった。体の芯まで冷えるような、でも何故だか心地良い時間をコーヒーを飲みながら楽しんだ。

時間を変更して面談がはじまった。顔出しなしでOKと言われたが、顔を知らない相手と仕事をするのは非常識だろうと思い、せっかくですからきちんと挨拶しますと言って顔出しのZoom面談がはじまった。担当者曰く、顔出しは私が初めてらしい。日本人はなかなか顔出ししたがらないそうだ。顔を見て話がはずんだのか、1時間半も面談が続いた。いい方で一緒に仕事はできると思ったが、報酬が月1万円で参った。仕事量vs報酬が全く釣り合っていない。顔を合わせたことで逆に断りづらくなった。しかし30日働いて報酬が1万円まで自分を下げるわけにはいかず、長文を書いてお断りした。翌朝どんな返事があるだろうかとおそるおそる見てみると、誠意が通じて私の思いを理解していただいた。そのままお別れでもよかったのだが、またわざわざ別の作業をしてみてはどうかと言われ、引き受けた。全く知らないシステムやルールに慣れるのは大変だ。在宅だから自分で理解しなきゃいけなくて、時間がかかる。パソコンを眺めすぎて首が痛い、笑。何をしてるんだろう、私と思いながら新しい情報を頭に詰め込んでいる。話のはじめに戻るが何をするにしても早起きは気持ちがいい。その日一日の目的が生まれる気がする。早起きは三文の徳、徳というのは正にそのことだ。

出会いを大切に、縁を切らしてはいけない、英語でいうとNever burn the bridgeというところだろうか。

 

Thank you 

幸せライフに注ぎ込む

2ヶ月で60万円くらい家具家電に使った。南アのミドルクラスの底辺にいる私たちにとっては大金である。しかも夫婦揃って一時解雇中。でも子どもたちも学校に行けず、家族で家にいる時間が増えたからには楽しむこともう大事だと思っていろいろな家具や家電製品を買い足した。家は一軒家平家で日本の田舎のお家のように敷地が広くて大きい。大型家具の置き場もたくさんある。というか、今まで我慢して買いかえなかったものを買い変えた。大きな家電になって、やっと広い部屋の見映えが良くなった。いつもケチなママだったから子どもたちも素直に喜んでいて、楽しんでいる。お金を貯めることも大事だけど、今過ごしているかけがいのない時間に投資するのも大切だ。好きなものに囲まれて、家から出る必要がさらになくなった私。南アフリカは真冬だし、家でみんなで幸せに過ごしているのが一番いい。

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Thank you.

ワインとかの話し。

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今日はワインを買い込んできた。またいつから酒類販売が禁止になるかわからないから、外出のついでに購入してきた。南アフリカワインはおいしい。もちろん高いワインはあるけど、普段飲むには500円くらいのワインで私たちには十分だ。昔は白ワインばっかりだったけど、最近は赤ワインに嗜好変わりした。南アフリカに来るアメリカ人とかイギリス人は南アフリカワインの良さと手頃なところをよく知っていて、みんな南アワインはいいと言っている。日本人にはまだまだ浸透されてないと感じる。そもそも南アフリカの事をよく知らない日本人はイタリア、アメリカ、チリ、フランスとかのワインを選ぶのかな。まあ日本には日本酒、焼酎、ビール、ウィスキーの種類が多いからワイン通は南アに比べると少ないだろうな。

私は日本に住んでいる時はお酒は一切飲まなかった。だから大学の飲み会とかもお酒は飲んだことなかった。意外だね〜、とかハタチくらいの時にハタチくらいの子に言われてた。お酒に縁がなかった訳ではない。高校生から居酒屋でもバイトして、泥酔する大人の失態を見てきた。もちろん'お酒に慣れている'ハタチくらいの大学の友人のだらしない姿も。話がずれたけど、日本にずっと住んでいたらお酒なんて飲むことはなかったと思う。南アフリカに来てから自分からワインを飲みたいと思って嗜みはじめた。日本に帰省すると実家の母は私がワインしか飲まないことを友人に話す姿に思わず笑ってしまう。田舎育ちなのに「うちの子お酒はワインしか飲まないのよー」って、都会育ちみたいな響きで。

去年の誕生日は日本だった。10年ものの南アフリカワインを実家の家族と一緒に飲んだ。もうすぐ一年が経つんだなあ。

 

Thank you.

 

 

日本人はハッキリしないんだよ

たった今在宅ワーク案件の中の初めてのスカイプ打ち合わせをした。依頼者はなんかハキハキしないでしゃべっていた。こちらは朝早起きして準備してきたというのに、依頼者の後ろの背景に布団が写っている。ぼかしで隠していても見えてるんだよ、と言ってやりたい。まずそういう人間とは仕事をしない。ミーティングの準備はしていなかったのかと大声でいいたい。それでもミーティングを進めてみる。募集内容は海外アパレルへの架電業務。繋がらなければ支払いなしという条件も理解していた。話を進めてみると、アパレルのリスト作りや、アパレル選びも私がしなければいけないという。は?なんだそれは。交渉は売り切れの商品からはじめるといい?依頼者が買いたいものはないそうだ。こんな仕事ふざけている。アパレルに対し失礼である。私は自分のレベルを落とすようなことはしない。何日もだらだらと続く仕事を低賃金でする気はめっぽうない。はっきりと応募案件との相違があると言って断った。なんとなく仕事をするなんて御免だ。いい勉強になった。

他にもアンケートの案件のはずが、違う仕事を持ち掛けてくるものもいる。どうして真っすぐに仕事することができないのか、これが日本にいる日本人の実態なのか。